「ダイエット」と言えば、まず頭に浮かぶのは摂取するカロリーをおさえる事と摂取したカロリーをできるだけ消費する事を考えがち。ですから、毎日必死でバナナやリンゴだけを食べ続けてみたり、炭水化物は太るからとご飯を我慢して夕飯に生野菜のサラダだけにしてみたり・・・でも、それでは長続きしないし身体にも良くない事が分かりました。人間の体にとって最低限必要な栄養をとらなければ健康な状態で生活する事ができなくなるのですから。
体を壊すまでにならなくても、不健康な状態(=血色が悪い・肌つやが無くなる・元気が無い・)になっては、何の為にダイエットしているのか分からなくなりますよね。健康的に行うために少し栄養学を調べてみました。
食物の栄養素は大きく分けると『たんぱく質』『糖質』『脂質』の3つになります。
①『たんぱく質』
筋肉・内臓・皮膚・爪・毛髪など人の体のいろいろな部分を作るのに欠かせない栄養素で、主としてアミノ酸からできています
「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」の2つに分類でき、「動物性たんぱく質」は肉類・魚介類・卵・乳製品など動物性の食品に、「植物性たんぱく質」は豆類・穀類など植物性食品に多く含まれています。どちらもたんぱく質ですが、それを作っているアミノ酸の種類や量が異なるので、それぞれのたんぱく質を含む食品をバランスよく食べる必要があります。
「たんぱく質」が不足すると・・・
体を構成する成分が不足する事になりますので、当然健康上の問題を引き起こし体の異常をきたします。
美・ダイエットの面から見ると
● 筋肉が衰えてしまう → 基礎代謝量が少なくなり太りやすく痩せにくい体質になる
● 皮膚・爪・毛髪が衰えてしまう → はりが無く、見た目にも老けて見える
②『糖質』
炭水化物には消化吸収されるもの(糖質)とされないもの(食物繊維)があります。糖質は、主として脳や体を動かすエネルギーになります。糖質は、単糖類に分解され、小腸で吸収されます。小腸で吸収された単糖類は、血液に溶けて体全体に運ばれます。肝臓や筋肉ではエネルギー源として利用されるほか、グリコーゲンとして蓄えられます。蓄えられたグリコーゲンは、体内でエネルギーが必要になったときに、単糖類に分解されて、筋肉や脳が活動するときのエネルギーになります。
「糖質」が不足すると・・・
● エネルギーが不足して疲れやすくなる。筋肉の活動が抑えられる。
● 脳のエネルギー源が不足するので、頭の回転が鈍くなる
③『脂質』
脂質は、体を動かすエネルギー源として使われるほか、体の中で神経組織、細胞膜、ホルモンなどを作るのに欠かせない成分です。脂肪酸からできていて、肉の脂身やラードなど(脂肪)や、コーン油や大豆油などに含まれています。
体の中に入った脂質は、分解され、小腸から吸収された後、いったん肝臓に運ばれます。その後、体のすみずみまで行きわたり、エネルギーや細胞膜、ホルモンなどの材料として使われます。
「脂質」が不足すると・・・
● エネルギーが不足して疲れやすくなる。
● あぶらに溶けるビタミンが吸収されにくくなる。 → 肌荒れ・体の調子が悪くなる。
加えて大切なのは、ビタミンとミネラルです。これらを合わせた五大栄養素をバランスよくとる事を考えながら実行することが大切です。